インポテンツの治療の探求

インポテンスは男性の自己評価を損ねるものであり、古くから回復の方法が探し求められていました。

 

古代エジプト人も古代ギリシア人も、民間薬を考案しました。ホメロスはシロバナヨウシュ・チョウセンアサガオという植物が効くのではないかと論じています。
2000年後にシェークスピアもこの説を支持しました。

 

中性になるとインポテンツは呪いの性だと考える人も増えました。回復には呪いを消すのが最優先だとされたのです。

 

性的不能をその治療法について書かれた古い記録の中でも、最も詳しいものは15世紀の「呪術によって妻と成功できなくなった人々に関する小論文」という文章です。

 

魔女がインポテンツを起こす

この文章は、魔女がインポテンツを起こす様々な方法、例えば「雄鶏の清掃をベッドの下に置く」などについて詳しく述べ、魔女の呪いを解くための両方を指示しています。

 

家の中から邪悪なものを排除する、適切な懺悔をする、家の壁に犬の血を振りかける、魚の肝を持ち歩くなどです。

 

この文章で推奨されている方法の一つに3日間性交をしない。という方法は、現代になって発表された、セックスセラピストのマスターズ・ジョンソンが推奨した「節制法」を同じものです。これは性的能力に対する不安を緩和するための方法です。

 

もうひとつ15せいきのぶんしょうで、1489年に発行された「魔女への鉄槌」という文章があります。のちに魔女狩りとして知られるようになった現象を引き起こすきっかけンあったとされています。

 

この文章から、インポテンツの原因は悪魔の手先である魔女が書けた呪いであると断言し、呪文に縛られた男性たちに対して、一連の両方を試みるように勧めています。

 

そしてどれも気かない場合、残る方法は「魔女に直接働きかける」ことしかないといいます。

 

16世紀になると、邪悪な呪文ではなく、ほかに原因があるのではないかと考えられ、合理的な見解が根付き始めました。1563年にヨハン・わいあー博士という人物が、自然な老化現象あるいは薬の副作用によっておこるのではないかと推測しました。薬がインポテンスの大きな要因の一つであることが初めて触れられたのです。